「新春政治放談」を
1月16日(水)に今年も行いました。
新春政治放談
~どうなる?2019年の世界と日本~
というテーマで
九州大学名誉教授・久留米大学教授の
石川捷治先生をお迎えし講演いただきました。
「本来、政治は私たちの生活に身近で切っても切れないものなのに、
自分には関係ない遠い存在のように認識している。
日韓関係、日ソ関係などの近隣諸国との関係も、
マスコミ情報だけに頼ることなく、100年の歴史的背景を学習して情報を精査し、判断しなくてはいけない」とお話しいただきました。
また、最近の若者事情にも触れられ、
学生たちの事例などと併せて、
「自己責任」論について教えていただきました。
「なぜ困った人を助けなくてはならないのかがわからない」
と言う学生が出てきているそうです。
「自らがなまけたりやることをやらなかった結果、
貧しくなったり困ったりしているのだから、自業自得じゃないか。
自分の責任なのだから、助けてやる必要はない。」
困った人がいたら、手助けするのが当たり前の世代にとっては、
理解し難い話しでした。
その一方で、災害時の若者のボランティア活動が盛んになっており、
「今の若者は・・・」などと一括りにはできないという意見も出されました。
年に一度の講座ですが、今年も内容盛りだくさんで、
有意義な講座となりました。
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