2019年1月10日木曜日

健康料理教室②

12月7日(金)
生活習慣病予防(認知症予防等)シリーズ
第二弾の
「腸内の善玉菌を増やす食事」をテーマに
健康料理教室をしました。

腸内に棲んでいる細菌は、菌の種類ごとに塊となって
腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いています。
まるで、並んで咲くお花畑(flora)のようにみえることから
『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。

『腸内フローラ』の理想的な状態とされるのは、
<善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割>。
このバランスに腸内環境を保つことがとても大切で、
代表的な善玉菌は乳酸菌です。




腸内を美しくバランス良く保ち、
長生きさせるために、
乳酸菌を含んだ食品にあわせて
野菜(ビタミン)を上手く使うこと、
噛み応えのある柔らかさで
あごの力を衰えさせないようにすること、など
理想的な『腸内フローラ』を作る
コツを教えてもらいながら、

蒸し鶏のクリーミー味噌ダレ(たれにヨーグルトが使われています)
揚げ野菜
海老しんじょの白味噌仕立て
フルーツきんとん

を作りました。

今回はお正月の献立にも取り入れてもらえるような
素材を使って調理しました。


海老の背ワタ取りや、
きんとん(サツマイモ)のうらごし、
長芋のすりおろし など
ひと手間必要なものが多く
いつもより時間がかかってしまいましたが
彩りよく
豪華なメニューとなり、
参加者も大満足でした。



ごはんも雑穀米にし、
「腸内の善玉菌を増やす食事」のテーマに合わせた
実習ができました。


(おまけ)

今回は調理しませんでしたが
先生よりぜひ作ってみて!と教えていただいたメニューです。

ごぼうともずくの昆布茶汁(5人分材料)
 ごぼう 75g
 もずく 100g
 昆布茶 10g
 かつおぶし 15g
 水 750ml
 レモン 少々

①ごぼうはささがきにし、水で煮る。
 もずくをさっと洗い、汁椀に入れておく。
②①の鍋にかつおぶしを入れだし汁を作り、昆布茶で
 味を調える。
③②をもずくの入った汁椀に注ぎ、薄く切ったレモンをのせる。

腸に良いメニューとして
ぜひご家庭でも作ってみてくださいね。 
 



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