02月23日、女性協議会主催(共催:東箱崎公民館)で男女共同参画・人権学習講座が開かれました。講師は、2015年から戦後の女性記録継承プロジェクト(福岡女性史研究会)を主宰している佐藤瑞枝さんです。
話の構成は、
1.政治と女性ー福田昌子ー
1947年4月25日、日本国憲法が公布されて初の衆議院議員選挙が行われた。女性の参政 権が実現して戦後2回目の選挙であった。翌々日、27日の『西日本新聞』に「九州唯一の女性代議士、福田さん」の見出しが載った。
この福田昌子さんの政治家としての意義と活動内容についての紹介。
2.キャンプハカタとの出会いー基地で働いた女性たちー
3.戦争と女性ー二日市保養所ー
4.炭鉱で働いた女性たちー女坑夫たちの聞き書きー
でした。
どれも、貴重なお話であり、参加者からは、
佐藤さんの研究と書籍を残す仕事はとても素晴らしい事と思いました。
キャンプハカタなど知らなかった福岡の実態、二日市の保養所、女性への性暴力の実態とそのことへの国や対策の状況、炭鉱で働いた女性、女性の労働とケア労働の関連などがわかり、女性問題、性暴力の問題、労働問題など現在に脈々とつながる歴史について考えさせられた。
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