11月29日、女性協議会との共催で男女共同参画・人権学習講座が開かれました。
講師は、校区在住の稲森さんです。
話は、1.研究の一部を紹介 2.自己紹介 3.北京のあちこちと台湾 4.中国の女性たちに沿って、すすめられました。
研究は、中国の通俗小説研究が始まったころ、日本と中国との間で、どのような学術交流の成果があったのかという疑問から出発します。
孫楷弟が1931年の9月上旬に日本を訪問した時、9月18日に満州事変が勃発したわけですが、案内役の日本人・長澤規矩也と相談して、調査を決行するわけですが、その時に放った「我々学界は政界軍界に左右せられるものではない」という言葉に感動したそうです。
中国文学について、高校・大学の時から興味があり、30年近く働いた会社を退職するにあたり、先輩のアドバイスを受けて、九大の大学院に進学し、中国文学を専攻したとのことでした。
今日の稲森さんの話はとっても興味深く、九大での学び直しの体験は多くの人に知って欲しいと思いました。身近によい講師がいて良かったです。いい企画でしたとの感想が寄せられました。
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