今日は、福岡バイオフードリサイクル株式会社と西部埋立場(中田埋立場)の2か所を見学しました。
福岡バイオフードリサイクル株式会社は2024年1月に業許可取得をし、事業を開始しました。事業内容は、受け入れた食品廃棄物から発酵に適した有機物のみを分別し、メタン発酵させ、発生するバイオガスで発電し、発生した再エネ電力は固定価格買取制度を活用して電力販売を行う。また、発酵槽の中の消化液を残渣脱水処理し、脱水した汚泥は焼却処理ないし、肥料として再生するなどである。このリサイクル技術の高さと同時に、福岡市のリサイクル事業への意気込みに感心しました。
西部埋立場(中田埋立場)は福岡方式と言われる埋め立て処理を行っています。
福岡方式とは埋立地のガス生成を抑制する「準好気性埋立構造」のことであり、埋立地のガス生成を抑制する技術「準好気性埋立構造」のことを指します。
花嶋現福岡大学名誉教授が、福岡市の協力を得て研究開発した技術で、埋立地において空気が自然に供給され、埋立地内部でのガス生成を抑制することを目的としています。
平成23年7月に国連気候変動枠組条約でクリーン開発メカニズム(CDM)の新たな手法として認定されました。
やはり、話を聴いて現場に行かないとわからない事ばかりで、世界における日本、とりわけ福岡市の行っているクリーン事業のすばらしさに感心しました。
共通するのは、我々一人ひとりが極力ゴミを出さない工夫をすることに尽きます。