今回、「校区周辺の元寇遺跡をめぐる」を目的に、前館長の花田さんが案内役となり、
以下の順路で、みてまわりました。
1.元九大農学部正門前(元寇防塁の碑)
2.地蔵松原公園(元寇防塁遺跡)
貝塚駅の南南東約300m、JR鹿児島線を挟み、東西に延びる元寇防塁。
この箱崎地区では薩摩藩が分担して防塁を築いたという記録が残っている。
公園に元寇防塁の説明版が立っている。
3.王丸彦四郎墓(六田の開拓1704年)
王丸彦四郎は江戸時代中期の開拓者、農事改良家。
福岡藩の力をかり宇美川沿いに堤防を築き、六田の開拓を行った。
また鯨の油によってウンカを駆除する方法を考案した。
4.梶原休也の碑(原田の開拓)
5.原田種照公墓(元寇戦死者)
戦国時代、筑前国高祖城に拠った原田氏は九州の大族大蔵氏の嫡流である。
大蔵氏は漢の高祖の後裔と伝え、大和朝廷の官物を納めた蔵である大蔵に仕えた漢氏の子孫といわれる。今回のテーマである元寇防塁との関係では、蒙古襲来に際して、「文永の役(1274)」に原田種照・種之兄弟が出陣した八幡宮裏手の深田で戦死。
さいごに、下記の近隣の文化財も紹介していただきました。
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