2018年6月28日木曜日

中国残留孤児のことをご存知ですか?

東箱崎公民館では、昭和20年(1945)6月19日の福岡大空襲の記憶を忘れないようにと、毎年6月のふれあい大学で「あなたに伝えたい私の戦争体験」講座を実施しています。
今年は、6月14日(木)に、東区にお住まいの木村琴江さん(九州地区福岡県中国帰国者の会会長)のお話しと校区読み聞かせグループ「もこもこ」さんによる「戦争絵本」2冊の読み語りを聴きました。

読み聞かせボランティア「もこもこ」さんによる戦争絵本の読み語り。
絵本「金のひしゃく」は、

今回のテーマにあった中国残留孤児の捕虜収容所でのお話でした。


「中国残留孤児のことをご存知ですか?」

西日本新聞福岡東支局支局長上野さんに
歴史・政治的背景などの補足をしていただきながら
残留孤児の方々がどのような立場・境遇にあったかなどを
教えていただきました。

戦時中の厳しい環境の中で、赤ん坊の時に親族と離ればなれになり、
異国の地で生き抜いてこられた残留孤児の方々。
やっと日本に帰国しても、充分な保証もなく、今もなおご苦労されている方がおられるそうです。

非常に重いテーマでしたが、参加者の心に響く講座となり、戦争や人権について深く考えることができました。



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